- アニマルキャッシュの概要や仕組み
- アニマルキャッシュで稼げるのか詐欺かの検証結果
- 前提としてP2Pとは何か
こんにちは、サトルです。
今回はYouTubeの広告などでも度々見かける「アニマルキャッシュ(AnimalCash)」というP2P投資サービスについて解説します。
「公式のLP」でアニマルキャッシュの概要を確認できるのですが、現在はまだ事前登録キャンペーンとの事で、実際に全ての機能を利用はできない状態です。
結局どのようなサービスなのか、P2Pで利益が得られるとはどういうことか、そして詐欺ではないのか、などアニマルキャッシュには気になる要素が多いので、今回は一緒にアニマルキャッシュの隅々まで見ていきましょう。
事前登録キャンペーンや先着順での特典などの文字を見てしまうと、今すぐ登録しなくてはという気持ちになる方もいらっしゃるかと思いますが、今回に関しては焦る必要はなさそうです。その意味についても順に解説しますね。
また当サイトでは、怪しい副業や詐欺被害情報を集めています。
私自身こういった場で注意喚起を行うほか、どういった内容でも副業やお金に関する情報共有ができれば良いなと思っていますので、何か気になることがあればいつでもお気軽に連絡ください。
アニマルキャッシュ(Animal Cach)の概要
アニマルキャッシュとは、運営が提供する仮想アイテムをP2Pシステムで売買し、利益を得ることができる新感覚のマッチングサービスと公式ではされています。
広告では「新感覚のソーシャルゲーム」とも謳われていますが、アニマルキャッシュはあくまで稼ぐためのサービスで、副業や投資として価値があるかを見極めなければなりません。
簡単に言えばアニマルキャッシュ内で仮想=バーチャルのアイテムを購入し、値上がりした所で別のユーザーに売却することで利益が発生するというスキームです。
言葉での説明は簡単ですが、どのようなシステムでこれを提供するとしているのか、公式の解説を見ていきましょう。
アイテムは抽選制で購入
売買に使うアイテムはアニマルキャッシュ側で発行数が予め決められており、購入は抽選制となっています。
事前登録した場合、アイテム購入の当選率が大幅にアップするとのこと。
アイテムの購入には当然お金(クレジットカード決済or仮想通貨決済)が必要ですので、支払ったお金以上に増えるのかどうかが鍵ですね。続けてみていきましょう。
必ず利益が発生
購入したアニマルは、購入した時点から一定の保有期間を過ぎると必ず価格が上昇し、売却時に利益がでるとのこと。
まさに投資感覚で、アニマルを購入し眠らせておけば値が上がっている…という仕組みですが、値段が上がってしまうと買い手もいなくなるのでは?という質問に次の項目の回答がだされています。
売り手と買い手をオートマッチング
アニマルキャッシュ側が売り手と買い手を自動でマッチングしてくれるため、アニマルが売れないという事態は避けられるとのこと。
しかし…いくら自動でマッチングとは言え、そもそも購入希望者がゼロ人だとマッチングのしようがありませんね。
また、オートマッチングを逆に捉えるのであれば、取引する相手を自身で選べないということです。アニマルキャッシュ側の用意した架空の相手が取引相手ということは十分にあり得るでしょう。
色々突っ込みどころはあるのですが、とりあえずはアニマルキャッシュ(Animal Cach)がどのようなサービスであるかはご理解いただけましたね。
ということでアニマルキャッシュに興味を持たれた方に、アニマルキャッシュの持つ危険性とリスクについて説明させていただきます。
アニマルキャッシュは詐欺なのか検証
結論から言えばアニマルキャッシュ(Animal Cach)は投資・副業として稼げない可能性が極めて高いです。
運営側の匙加減によって一時的にアイテムが売れリターンがあるかもしれませんが、最終的には損をする事が容易に想像できます。
少なくとも私はアニマルキャッシュの利用は推奨できません…。ではなぜそう結論付けたのかを解説していきますね。
特商法の表記がなく運営実態が不透明
アニマルキャッシュ(Animal Cach)のLPには販売業者名や責任者名・連絡先といった特定商取引法に関する情報が記載されていません。
厳密にはLPではなく「事前登録はコチラ」を押した先の一部のページにて以下の情報は確認することができました。
会社名 | AnimalCash Ltd. |
---|---|
所在地 | 5 Canton Rd, Tsim Sha Tsui, HongKong |
正直情報が少ないですね。本来は責任者名および連絡先が必須ですので、信用度はかなり低いです。
更に香港の住所を調べてみると、バーチャルオフィス(レンタルオフィス)で住所だけを借りるのも容易な条件でした。運営の実態はそちらの住所には存在しない可能性が高いです。
と言うのも運営会社の「AnimalCash Ltd.」の情報がほとんどネット上に存在しないからです。
アニマルキャッシュ(Animal Cach)は日本の各種メディアに宣伝費を払いPRを行っておりアニマルキャッシュ自体の情報はすぐに出てくるものの、会社の情報は代表者含め非公開となっています。
本来これほどのPRを行うのであれば、会社ごと前に出て売り出した方が信用度も高まり、今後の事業もスムーズになると思うのですが、それをしないというのは何かしらの理由があると見て間違いないです。
それに海外・香港の会社で連絡先・サポートもないとなれば、トラブルが発生した場合にどうすることもできません。金銭問題となった場合、返金を求めることも容易ではないでしょう。
提供サービスの是非の前に、こういった基本が不安定な案件はいくら稼げると謳われても信用できないですよね…。
P2Pの悪用例多数
P2Pとは「Peer-to-Peer」の略で、日本語読みだとピア・トゥ・ピアまたはピア・ツー・ピアです。
P2Pを簡単に説明すると、不特定多数の端末(スマホなど)がサーバを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術、またはソフトウェアのことを指します。
皆さんの身近にあるツールでの代表例では「LINE」もP2Pが採用されています。
アニマルキャッシュの場合、P2Pを採用するこでお金やアイテム(アニマル)のやり取りを個人間で行ってもらことにより、アニマルキャッシュの運営に顧客の資産がプールされないので、運営が逃げることができないという意味で打ち出しているのですが、これは嘘です。
結局の所、このサービスは最初にアニマルキャッシュ公式からアイテムを購入することで投資がスタートしますよね。アニマルキャッシュはお金を手に入れたあと、すぐに事業を撤退すれば丸儲けでしょう。
それにオートマッチングで売買が成立する場合、相手が個人を装った運営である可能性もあると書きましたが、これには問題があるのです。
例えばアイテムの価値が安いうちに運営が一度買い戻し、ユーザーに「儲かった!今後も続ければ儲かるかも」と思わせた後に、高額アイテムを買わせて逃げるという作戦も考えられますよね。
要するに個人間売買・運営不介入としながらも、レートの操作から売買の成立まで運営の手の上ということです…。
これだけの話であれば「サトルの妄想じゃないか」と考えられる方もいらっしゃるかも知れませんね。しかしP2Pを謳った投資案件はこれまで数々リリースされてきていますが、そのほとんどで運営が突然失踪したりサービス提供停止となっている事実があるのです。
これは俗にHYIP(ハイプ)とも呼ばれる手法が主で、高利回り案件で客を集め、最初に少額を稼がせた後に高額を払わせて飛ぶというもの。
アニマルキャッシュも同様の危険性がとても高いと思わざるを得ません。
アニマルの価値が上昇し続ける事は不可能
アニマルの購入を抽選にすることで売り手と買い手のバランスを調整していること。
これにより「常に買い手の方が多い状態」が保たれアニマルの希少性が担保され、価値が上昇し続けても売買のマッチングが成立するらしいのですが、現実的にそれはあり得ないでしょう。
例えばこれが本当にゲーム要素があり、強いアイテム・攻略の役に立つキャラクターといった付加価値があれば、いくら出しても購入するという人間もいるでしょうが、単純な売買ゲームであれば必ず価値はすぐに止まります。
それこそFXを例にしてみると、FXこそ単純な売買で、皆お金を増やしたいがためにやっていると言う見方をすれば同じようなニュアンスで成立すると受け取られる方もいるかもしれませんが、あれは通貨自体の価値が各国によってある程度保証されているからこそなのです。
アニマルキャッシュは最終的にただの無意味なデジタルデータ、この構図は成立しません。
アニマルキャッシュの実被害・評判や口コミ
アニマルキャッシュの口コミや評判は、現時点でも良くはありません。
中には良い書き込みもあるのですが、アニマルキャッシュにはアフィリエイトプログラムがあり、登録者を紹介するとお金がもらえる仕組みが実装されているので、正直信用はできませんね。
もしアニマルキャッシュが詐欺かどうか悩まれている場合、友人など複数人と一緒に登録をしてみてください。本来は抽選でしか買えないはずのアニマルが全員当選するかもしれませんね。
まとめ
今回はP2P投資案件であるアニマルキャッシュ(Animal Cach)について掘り下げました。
- 投資としての魅力・成功する仕組みを細々説明しているが理論が破綻している
- P2Pを語った投資は詐欺である前例が多すぎるが、同様のパターンである危険性が極めて高い
- 特商法が不足しているほか海外企業のためトラブル時のサポートに不安
以上のことからアニマルキャッシュ(Animal Cach)はHYIP(ハイプ)案件であり稼げないと私は判断します。
ビジネスモデルさえも説明しない、特商法も一切ないような投資詐欺情報も多い中、人に信じてもらえるよう下地をしっかり意識して作った感はあるのですが、理論が成立していないものに大切なお金を出すことは難しいです…。
以上、サトルでした。
また冒頭でもお伝えしましたが、実際に利益の出た副業情報の交換や、詐欺のような案件の注意喚起・情報共有などLINEアカウントにて行っています!ぜひ何か気になることがあれば友達追加の上いつでもお気軽に連絡をください。
私は「お金がない苦しい生活から抜け出したい」この一心で副業・ネットビジネスの情報に手を出しましたが、詐欺のような全く稼げない案件を何度もつかまされ200万円以上の借金を背負った経験があります。
実際そのような被害者は多いはず。ですが、稼げる情報や利益を安定して得ている人間は間違いなく存在しています。
- なぜ自分ばかりこんな苦しい思いをしなければいけないのか
- 世の中の詐欺師ばかりだ
正直借金を抱えている時はこのような考えに支配され、友達や家族との関係にもヒビが入っていたと思います。
私は現在月200万円~300万円程の利益で、まだ成功者とは言えないかもしれませんが、少なくともこき使われお金もくれないブラック企業は退職することができ、精神的な自由は手に入れることができました。
これも数々の失敗をしたからこそ・騙されたからこそと”今だから”言えるものの、現在進行形でお悩みの方の苦しみも痛いほど理解できます。私以上の被害にあわれている方も残念ながらいらっしゃるでしょう。
- 本当に信用できる内容なのか
- 稼ぐための再現性はあるのか
- 何をどう努力して良いのか
情報の見極めは様々な知識が必要だからこそ、私の経験を一人でも多くに伝えたいと思いこのような情報発信をはじめました。今では記事の感想や、情報についての相談、お金や生活の悩みなどもLINEでいただいています。
人それぞれ目指す目標はもちろん違いますが、「生活にゆとりがでてきた」「借金を完済した」「親孝行で家をリフォームした」などのお声をいただくと、自己満足ながらこのような活動をはじめて良かったと本当に嬉しくなります。
噂では生活やビジネスのコンサルをすると言ってお金を更に出させようとする方もいるようですが、当然相談料やコンサル費用などはいただきません。
些細なことでも構いませんので、副業や生活でお悩みのことがあればぜひ私を頼ってもらえたら嬉しいです。
「この副業は稼げるのか?」「現状をどう打開して良いのか?」など抽象的な内容でも大丈夫です、ぜひお気軽にご連絡ください。