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リバティーマネーの真相|50万円の不労所得の罠!副業詐欺か

リバティーマネーの真相|50万円の不労所得の罠!副業詐欺か
この記事でわかる事
  • 毎月50万円の不労所得が可能というリバティーマネーの実態
  • Liberty Project(リバティプロジェクト)とは?
  • リバティマネー配信者の本田健とは何者か
  • 集団訴訟の噂と詐欺の危険性について

こんにちは、サトルです。

今回は「誰もが毎月50万円の不労所得を狙える」というリバティーマネーの副業案件について解説します。

LPには「もう働く必要はないんです。」といった強烈なキャッチコピーが並んでいますが、具体的な作業内容や収益発生までのスキームがわからず、詳しく知るには実際に登録を申し込んで見る必要があります。

今回は私が実際に申し込んで知り得た情報はもちろん、世間的な評価・口コミ、そして何より詐欺か否かの判断まで行っておりますので、このリバティーマネーに興味を持たれた方はぜひまずこの記事をご覧の上、判断いただければ幸いです。少しでも私の記事がお役に立てればと思っています。

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私のLINEでは、実際に利益の出た副業情報の交換・詐欺のような案件の注意喚起・情報共有などを行っております。もし何か気になること、怪しい商材などあれば友達追加の上いつでもお気軽に連絡をください。

リバティマネーとは

リバティーマネーは、Liberty Project(リバティープロジェクト)という完全招待制のコミュニティへ誘導するLPの名称です。

リバティープロジェクトが先に存在し、今回はリバティーマネーという新しい触れ込みで売り出したようですが、結局はリバティープロジェクトに案内されるので、表現上紛らわしいですが「リバティーマネー=リバティープロジェクト」と認識して頂いて問題ありません。

Liberty Project(リバティープロジェクト)とは

リバティープロジェクトは本田健という人物が提案する完全招待制コミュニティで、以下のような触れ込みで以前から参加者を募っていた経緯があるプロジェクトです。

  • 10億円以上の広告収入を無償提供する前代未聞のプロジェクト
  • 参加後、毎月50万円の受け取りが確定します!

もちろん現在進行中で現在も募集中なのですが、今回がリバティープロジェクトの名前を一旦伏せる形で集客を行っているのは引っかかるポイントでしょう。

リバティーマネーが詐欺かの結論

リバティーマネー=リバティープロジェクトである事をご理解いただいた上で、まず何よりも先に結論からお伝えします。

リバティープロジェクトは、独自の仮想通貨「Join」を保有することで毎月50万円の不労所得を得られるというスキームで、購入に至るまでにライセンス料など様々な理由付けをされ費用が発生し、結果利益が出ず集団訴訟にまで発展している悪質な案件です。

もちろん登録や費用を支払うことは危険なので控えてください。稼げた実績は一切なく、リバティマネーとして名称を変えて再度打ち出した今後も収益を得られない可能性が極めて高いでしょう。

サトル
サトル
リバティープロジェクトとしての悪評が広まった末に、表面上の名称を変えて広めてきていると見て間違いないでしょう。

「仮想通貨」で言えば、確かにビットコインがバブルを迎えたころ「億り人」と呼ばれる億万長者が何人も誕生しました。

億とは言わずともあの当時仮想通貨に手を出していた方は漏れなく利益が出たと言っても過言ではないほどの勢いと魅力がありましたが、皆にそれが知れ渡るころには稼ぐことはできず、時代の先を読む力・情報をもっていた方が勝ち逃げした形でしたね。

リバティープロジェクトはこれを逆手に取り、【Join】という新しい仮想通貨を保有することで、事実上の不労所得とし毎月50万円を得ることができるという如何にもビットコインの再来かのようなスキームで説明されます。

リバティープロジェクトはまず公式LINEに友達登録することで、配信されてくる情報を受取諸々の投資や副業を行っていくのですが、実際のところ配信されてくる内容は各個人や段階によって異なる場合があることも確認できています。

具体的にはまず「Join」の説明から入るのですが、実際にお金を出した方、見送った方など属性にわけて不動産投資や別の不労所得案も提案が行われます。より多くのお金を出させようとしているのでしょう。

そのためここで説明する事が、全ての方に該当する内容かは定かではないことは予めご了承ください。しかし利益が見込めない案件を売り込もうとしている行動は全てに共通していて、悪質・詐欺と判断されてもおかしくない状況であることは間違いありません。

ここで「Join」の件についてもう少し掘り下げてみます。

bitCastle(ビットキャッスル)とは

bitCastle(ビットキャッスル)とは海外の仮想通貨取引所で、ここに「Join」が上場することでJoinが第三者同士で売買が可能になり価値がつくというのが前提の話になっています。

「仮想通貨取引所に上場できる時点で本物だ!」と認識される方も少なくはありませんが、残念ながらそれは間違いです。

そもそも上場した仮想通貨の価値とは勝手に提供者が決められるものではなく、相対的な需要で決定します。その仮想通貨が今後どう発展していくのか、需要が上がるのか、これは一般の株式投資と全く同じで、未来のない仮想通貨に価値は発生しません。

例として適切化はわかりませんが、2017年に日本のアーティストのガクト氏が「スピンドル」という仮想通貨を発行し、莫大な資金を集めました。もちろん出資した人は、そのスピンドルの価値があがると信じていたからです。

しかしこの記事を執筆している2021年5月現在、1スピンドルあたりの価値は「0.01533円」であり、その当時も大規模な詐欺事件とまで言われたほどの展開を見せたことが記憶にもまだ新しいですよね。もちろん上場しているので、今からでも購入や売却は可能です…。

スピンドル価値暴落仮想通貨

そしてこのbitCastle自体も実態が不透明で、日本国内の取引所と比較してはもちろんのこと、同じ海外の仮想通貨取引所の中でも知名度や信用度が薄く、実績もありません。そのため今回の「Join」絡みの話はbitCastleそのものも噛んでいるのではとの噂もあるほど。

ここに関しての真偽は定かではありませんが、「海外の仮想通貨取引所に上場する!」という言葉自体に全く価値がないという事は理解しておくべきです。

無理のある毎月50万円の不労所得スキーム

Joinを保有しJoin自体の一定の資産価値があると仮定したとして、元々謳われている「毎月50万円の不労所得」はどのように発生するのか。

これは上場後、Joinの運営元が毎月JOINを買い上げることでその都度価値が上がっていくため、その価値がおおよそ50万円分程は見込めるという説明です。

リバティーマネー側も「わかりやすく動画では50万とお伝えしておりますが、具体的な金額、保有枚数というのはありません。(レートや市場の状況により当然変動はあります)」と説明しており、結局のところは「身内でお金を払い続けて価値を作っていく」という話で、これは無理がありすぎて確実に破綻しています。

相対的な価値は全く上がる見込みがないのに、お金を出し続けることができるわけがありません。

本田健とは

リバティーマネーことリバティープロジェクトは本田健という人物のオファーで、LINEでの情報発信や説明動画なども本田健が行っています。

本田健の名称はもちろん偽名でしょう。何故なら以前「澤村大地」という人物がほぼJoinと同じ説明・PRで「ホープコイン」なる仮想通貨を販売し、それもbitCastle絡みで悪質で詐欺的なオファーであったと仮想通貨界隈で騒動を巻き起こしました。

結局のところ人物(この場合はキャラクターとでも言ったほうが適切でしょうか)を建て、仮想通貨の名称をかえ同じスキームでお金を集めているのです。

Join購入者の中には、詐欺なのではないかと疑いながらも、この本田健の言葉や表情から「嘘をつくような人ではないと信じた」と言う方もいます。人は誰がどのように説明したかでその実態以上に信用してしまったりあり得る話なので…本当に誰もが騙される危険性があることは、再度意識しておく必要がありますね。

198,000円のライフタイムインカム

Joinを購入する際、事前予約のうえ「リバティークラブ」という会員制のコミュニティーに参加する必要があります。

その予約特典がいくつかあり、その中にJoinの全てがわかる『Join解体新書』なるものも存在。

もちろんこれはユーザーを更に信用させるためのネタに過ぎす、このように全ての話に裏付けがあるように信じ込ませ、会員となった方には更に「1週間で140万円の利益を実現!」「平均月利80%の実績を誇る」などと謳い「ライフタイムインカム」なる商品も送られてきます。

ライフタイムインカムのライセンスを得るには198,000円を支払う必要があり、まだ何も利益が出ていない段階で次々と高額の支払いが発生していることに気付かれるでしょう…。

提供されている内容全てに疑問が残ります。ではその提供している会社についても次の項目で見ていきましょう。

特商法・運営会社の実態

リバティーマネーのLPに記載されている特商法の情報は以下の通りです。

販売業者 BOPSconsulting Pte Ltd.
住所 11 Floor, Wisma Atria, 435 Orchard Road,, Singapore, 238877
個人情報について お客様からウェブフォームへの入力等によりご提供いただいた氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、住所等の個人情報は、お客様へのご連絡、メルマガの配信、及びこれらに付随するサービス等のご案内、今後のサービス向上のための統計データの算出と分析、アンケート等の依頼、アクセス情報の分析、その他これらに関連する目的に使用させていただきます。 但し、お客様から要請があれば、当該お客様の個人情報について第三者への提供を直ちに停止致します。

まず大前提として、連絡先や代表者名の記載がなくこれはアウトです。

BOPSconsulting Pte Ltd.は名前の通り海外の業者(を装っている)ので、調べても会社自体の情報は少ないです。

ただこれまで「仮想通貨」「不労所得」絡みの案件を複数立ち上げ、悪評を集めていることはすぐに出てきます。

そしてこの住所はレンタルオフィス(バーチャルオフィス)であり、そこに責任者はおろか従業員は誰も存在しない可能性が高いでしょう。

海外法人が相手となると日本の法律も適用外で、騙されたお金を取り戻すことも国内業者よりも困難のため、まずはお金を出さないことを徹底することが重要となります。

先述の通り連絡先もなければ担当者も明かされていない以上、トラブル時にこの会社は責任を取るつもりもなければ、連絡を受けるつもりもないのです。

事実、LINEで繋がっている本田健も毎月のJoinの買い取りに関しては「専門家」に任せているといった発言もしており、あらゆる面で責任の所在が不透明でどうとでも逃げられる構図となっています…。

更には個人情報についても、第三者への共有が前提となっているのも注目すべきところで、次々に異なる副業情報が送られてきてもそれはいわば合意のもととされると書かれています。

リバティーマネーの2つのアカウント

リバティーマネーに実際に申し込みを行う場合、まずは公式のLINEアカウントへの友達登録を促されます。

リバティーマネー・リバティプロジェクトLINE

登録後はすぐに本田健なる人物の紹介の連絡が届き、彼が今後は情報の発信を行うということで、自己啓発的な文章や「Join」のプロジェクトが段階的に説明されていきます。

ちなみにリバティーマネーには2つアカウントがあり、1つは情報を一方的に配信してくるもので、もう一つは本田健個人のアカウントで個別の質疑応答を行っていますが、これも巧妙で、ここでの発言や誘導は全て本田健個人のものとなり、結果がでなくてもリバティーマネー自体が発言したものではないとされるでしょう。

被害状況と集団訴訟

リバティーマネーことリバティープロジェクトに集団訴訟を起こそうとする動きがあります。

消費者相談室や金融庁にも相談は何件もいっているそうで今後の展開には興味があるものの、お金を取り戻すことは正直容易なことではないでしょう。

リバティープロジェクトの評判・評価・口コミを見てもすさまじいもので、被害額が数百万円という方もいらっしゃいました。

集団訴訟自体の行方は見守りたいと思いますが、繰り返すようまずはお金を出さないことが何より重要です。どんなに魅力がありそうな話であっても、理論が破綻している以上、思うように利益が出ないのは必然です。

まとめ

今回は毎月50万円の不労所得を得られるというリバティーマネー、そしてその本体とも言えるリバティープロジェクトについて解説しました。

  • 不労所得の仕組みであるとする仮想通貨「Join」の理論は破綻しているほか、別途同例の被害事例あり
  • 被害者多数で集団訴訟の動きがある
  • 特商法の記載が甘く会社の実態が掴めない&レンタルオフィスで海外法人のため責任問題になった場合に利用者が不利すぎる

以上のことから、リバティーマネーことリバティープロジェクトの利用や申請はおすすめできず、私は危険度が高い案件であると判断しました。

サトル
サトル
情報の見極め方を知って、信用できる情報をもとに前に進みましょう。

以上、サトルでした。

また冒頭でもお伝えしましたが、実際に利益の出た副業情報の交換や、詐欺のような案件の注意喚起・情報共有などLINEアカウントにて行っています!ぜひ何か気になることがあれば友達追加の上いつでもお気軽に連絡をください。

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サトルから皆様に伝えたい事

私は「お金がない苦しい生活から抜け出したい」この一心で副業・ネットビジネスの情報に手を出しましたが、詐欺のような全く稼げない案件を何度もつかまされ200万円以上の借金を背負った経験があります。

実際そのような被害者は多いはず。ですが、稼げる情報や利益を安定して得ている人間は間違いなく存在しています。

  • なぜ自分ばかりこんな苦しい思いをしなければいけないのか
  • 世の中の詐欺師ばかりだ

正直借金を抱えている時はこのような考えに支配され、友達や家族との関係にもヒビが入っていたと思います。

私は現在月200万円~300万円程の利益で、まだ成功者とは言えないかもしれませんが、少なくともこき使われお金もくれないブラック企業は退職することができ、精神的な自由は手に入れることができました。

これも数々の失敗をしたからこそ・騙されたからこそと”今だから”言えるものの、現在進行形でお悩みの方の苦しみも痛いほど理解できます。私以上の被害にあわれている方も残念ながらいらっしゃるでしょう。

  • 本当に信用できる内容なのか
  • 稼ぐための再現性はあるのか
  • 何をどう努力して良いのか

情報の見極めは様々な知識が必要だからこそ、私の経験を一人でも多くに伝えたいと思いこのような情報発信をはじめました。今では記事の感想や、情報についての相談、お金や生活の悩みなどもLINEでいただいています。

人それぞれ目指す目標はもちろん違いますが、「生活にゆとりがでてきた」「借金を完済した」「親孝行で家をリフォームした」などのお声をいただくと、自己満足ながらこのような活動をはじめて良かったと本当に嬉しくなります。

噂では生活やビジネスのコンサルをすると言ってお金を更に出させようとする方もいるようですが、当然相談料やコンサル費用などはいただきません。

些細なことでも構いませんので、副業や生活でお悩みのことがあればぜひ私を頼ってもらえたら嬉しいです。

「この副業は稼げるのか?」「現状をどう打開して良いのか?」など抽象的な内容でも大丈夫です、ぜひお気軽にご連絡ください。

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